忍者ブログ

麗夜に踊る、華の色 ~TW4;シルヴィ

●プレイング

ワガママで気紛れで掴み処の無い向日葵少女に。
柘榴の枝を手向ける。

思えば、転校してきた理由も話さずにいたな。
自分の痕跡を残さないよう、相手に深く踏み込むことはせず。
内にある複雑な情を表さないよう、いつも笑顔を取り繕っていたことも知っている。

常にワンオブゼムのバイプレイヤーであるために。
ずっとトリックスターであり続けようとしていたのも知っている。
老兵は死なず、ただ去りゆくのみ、と嘯く女子大生は、かなりシュールだった。

そのスタイルが崩れたのも、やはり誰かのためだったな。
あたいが見てらんなかったから。それだけだよ?
あの照れた笑顔は今でも覚えている。

血は争えないものだ、と微苦笑して。

……幸せになれよ。

PR

2018/12/15 仮プレ Comment(0)

COMMENT

COMMENT FORM

NAME
MAIL
WEB
TITLE
COMMENT
PASSWORD

カレンダー
 
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
 
 
リンク
 
 
 
カテゴリー
 
 
 
フリーエリア
 
 
 
最新コメント
 
[04/05 みっきー背後]
 
 
最新記事
 
(10/05)
(08/20)
(07/22)
(06/24)
(04/20)
 
 
最新トラックバック
 
 
 
プロフィール
 
HN:
ミカエラ・アプリコット
性別:
非公開
 
 
バーコード
 
 
 
RSS
 
 
 
ブログ内検索
 
 
 
アーカイブ
 
 
 
最古記事
 
(05/25)
(05/31)
(08/02)
(08/22)
(09/29)