灘に渦巻く悪意~前編 第三幕~TW6;まつりん
【かんさつにっき】でー!
うー。おいらより丸いヤツらがいいなんてー。
ぜんぶ、鵜足屋さんのせいだー!(やつあたる)
高速船の舳先に、海賊立ち(どんな)で。
「この世に 悪の栄えた 試し無し!」
叫びながら、アンちゃんが接舷試みる前に、ひらりとジャンプ。
今牛若と呼ばれた(誰に)おいらの雄姿をとくとご覧あれー!
あれ、舟、八艘もなかった?
っと、センセ、強そう!
アンちゃんコダちゃんは、見切り得意だけど。
おいらは、身体で受け止めちゃう方なんだよね!
(左の拳で攻撃を受け流し、右の拳で灰燼拳!)
体勢崩した鵜足屋さんの髻に、日輪の扇を刺し込んで。
さて、コダちゃんの、ちょっとイイとこ、見てみたいー!
(満面の笑みで手拍子)
UC:灰燼拳
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